醜い皮肉ぶらさげて
匿名でディスってやり過ごすニート
夜更けのスナックにこだまする
おっさんの演歌は涙色
今月の稼ぎかき集め
コール1本で呼び出すいつものラブホ
ラブソングは鳴らない
期待できない本番行為

ヘイヘイわかっているはず
永遠は笑って見過ごす
どっちにしたってどっかでみんな死ぬよ
どうした　馬鹿息子
まさか浮気バレてハイおつかれ！って
こんなはずじゃなかったのに

連日労働肉体疲労
現実競争修羅場急ぐ日々と
嫌な常連客　ウザい古株カス
用はなかったんだ
よりにより想い恋焦がれ　
桜は満開と酔い　まどろんで
好きってキス　口くせって傷つき
ズキズキ傷む　冷静なフリ

せいぜい　暮らしてるだけで精一杯さ
折りたたんだTシャツ
明日んなったらまた裏返し
こんちわ　野良猫
もう思い出すだけでなんだかつれえって
こんなはずじゃなかったのに

面倒な人混み抜け出して　暗い海
ひとりきりでまどろんでる
めんどくせえ

うたうた

こんなはずじゃなかった（新録）

習慣ゲンダイ

思い破れて　ひとり泣いてたんだろうに
あの日から戻れないよ
だけどいじけて　ふてくされてるよりは良いだろう
またひとり　人混みに混じる

思いを込めて　すべて伝えたはずなのに
ハッピーエンドにゃなれないよ
だからどこまで沈んでも　溺れない救命ボートに乗ろう
なんとかなるだろうに
なんて今更気づいた事ばっか
知らない間に身についた歩き方

自分以外の人が偉く見えた夜に
巻き戻しは効かないよ
だけど確かに　ここで生きているんだロンリーボーイ
ハッピーエンドじゃなくても

せめて　ふざけて笑い合っているうちは
みなまで言わないで　たかが一般人でも
飛べよな　手を出して握りしめている
不安定な軌道で飛び続けるよ

歩き続けて　行くあてのない旅を
今まで見たこともない景色へと
それから　あれもだ　くだらない負けやみじめも
並んで歩き続けるよ

ロンリボイ！ -  Lonely boy

今月は髪を切りすぎました
眠れない夜は漫画を読んでました
のんびりと穏やかな日のぼくら
日がなボーっとしているのもなんだかなんで
家を出よう どこ行こうかなんて考えないで
とりあえず思うまま自転車漕いでさ
ゆっくりと拡がる街のアイライン
あったかい匂い たちまちほっこりなった
でかい入道雲 船のようだなんて呑気に言えりゃ
話はなくてもこうやって過ごせたら
ふたりの想いは いくらも重なり合って
ふたりの想いは いくらも重なり合って
消えた
水際 しぶきをあげた夏が
空を散歩して虹をあつらえました
午後の風 夢 昼寝 能天気な時を
眺め ふたりどこまでも行きたくなる
やがて夕暮れは ぼくらを置いて行きました
なんていい時間 いつまでもと願った
溶ける雲 風吹かれ 髪をなびかせて
車のテールランプ流れて綺麗だな
ふたりの想いは いくらも重なり合って
ふたりの想いは いくらも重なり合って消えた
ふたりの想いは いくらも重なり合って
ふたりの想いは いくらも重なり合って消えた

ふたりの坂道

がんばってもどうしようもない時もあるんだ
周りがみんな偉く見えてしまう時もある
哲学めいた言葉で自分をとりこんでりゃ
わかった気にもなる
消えたくなる夜空にまたチープなドラマ
描きたがるのがお決まりの思考パターンさ
悲劇に酔ってツバはいて　立ち止まった
怪しげな影残し 

だましだまし 
おまじない　間違い　ためらい
時の流れはデインドン　回り続けるさ

月から金までなんかやる気ないんだ
いつでも明るくなんてできっこないさ
言葉にすると嘘くさくなるので黙った
余計な事恨む
廃品回収業者の軽トラ回る団地
知りたくない芸能記事羅列の暗号ダイブ
部屋の隙間から眺める多摩川乱反射
やさしくてゆれた街

轍交わし同じ愛味わい　感じ合う
そこにいるあなたへ会いに行かなくちゃ

がんばってもどうしようもない時もある
くやしくて砂を噛む時だって
こんな時はひと息つくのが肝心だ
息を吸って　吐いて

脱力タイムズ

お天道様　王様
起きたら朝　もう朝
テレビ鳴る喋り声　夢にまで潜り込んで
起こしに来た母さん　うるさいな
寝かしてくださいな　この際は
お決まりん二度寝で　遅刻確定の合図
出すわ　覚ますわ　まくら　くらくら
今　乱反射した光切ないぜbicycle

部屋に突っ込んだ太陽が　無許可で光合成だ
眠たくても　起きれなくても　光る
何年経っても変わらない　眠気と戦うモーニング
おはようサンライズ　眠気をさらいに来る

真夏に君とサイダー　飲みたいな
炭酸振って災難　でダサいな
動き出した算命学　やたら感情はハイ
高気圧ガールは咲いた　花咲いた
素直に笑えそうだ　そりゃそうだ
出来るなら彼女の　そばで快適に行こうや
溶けない言葉　忘れない合言葉
織りなすセッションで嬉し恥ずかしの毎日

最高にぎゅっとなる瞬間　それがいいね人生は
追いかけても追いかけても　ひらく
問わないでその先の行間　言葉などいらぬオーライ
見えなくても　言わなくても　わかる

だから約束したんだ　ミサンガ
そして大人になった　働いた
片道ん切符で　帰らない始発電車
待つわ　もう夏は　終わりか

おてんとSUMMER

オンボロの列車に乗ってロマン
空気読んで場を和ました冗談
みな約束忘れたような　苦楽なき呑気な顔
有言実行本当はなんもやっちゃいない
でも情景描写はっきりと覚えてんだ
波打ち際　隣の人
いなくなっても　いるんかな
いなくなっても　いるんかな

「今年の夏はきっと」って　毎年言ってるけど
気づいたらいつも終わってる
暮らしのカタチ　濃淡　気まぐれ　暇つぶし
楽しんだもん勝ち

時々は心配になっても　また電話すりゃ声聴けるから
お気楽な調子でカンパイしようこの満月にカンパイしよう

真夜中　本当のこたダダ漏れ
通信データローミング　パンク寸前なう
庶民感覚で恋をしよう　光のピカる方へと
九州全土満天の星空を
何週間も先の予定立てよう
空気の透き通った時の匂い
田舎の夜中の匂い　秋の夜長の匂い

昔の話とか　つまらない映画とか
名前のない記憶のアーカイブ
生まれた時の風　背中に漂わせ
横断歩道をあえて渡る

動かしてこう　今も昔も変わらない風景の街よ
笑わしてこう　大人になってもくだらなくて笑おう

時々は心配になっても　また電話すりゃ声聴けるから
お気楽な調子でカンパイしようこの満月にカンパイしよう

田舎の夜中の匂い　今でも覚えてる匂い
田舎の夜中の匂い　今でも覚えてる匂い

真夜中の田舎 - Midnight Countryside

意味ないぜ　意味ないぜ　永遠の誓いは　そう
意味ないぜ　意味ないぜ　いずれ消えてしまうから
意味ないぜ　意味ないぜ　考え込んでしまうクセも
意味ないぜ　意味ないぜ　堅いアタマ

そりゃどうやったって人間だ　しゃあない
馬鹿見たくはないが
破れかぶれだけじゃ物足りない
なんか超つまんないな

角出せ　槍出せ　完璧な計画は
いらないぜ　ゴミだぜ　焼却炉で燃やしちまえ
君の全部　おれの全部　時間たんまりあるようだが
動かせ　止まらせんで　油挿して歯車廻す

若さで流れた空白は　空みたいで綺麗じゃん
なにも塗らないで贅沢だな誰かもそう言ってたな

そら動かせ　動かせ　煩悩ちょっと働かせ
動かせ　動かせ　この歳でとか関係ないぜ
動かせ　動かせ　思い立った時やんのが一番
いいんだぜ　もうすぐだぜ
アンテナぴょんと伸ばして
感覚ふくらましていこう

意味なし教

長距離トラックドライバー　
国道ナイトクルージング　風を切るサイドバンパー
AMでオールナイトニッポン
孤独な深夜ドライブ　言葉が闇を照らす

警視庁交通管制センターから　全国へ道路状況伝えられた
東の空白んで今　朝がやってきました

24時間営業のラーメン屋
先週のヤンマガ読んで　ナニワトモアレ元気です
東海　中部　近畿　水戸街道
パーキングエリアでブラックコーヒー　風に揺れた昇り旗

第一子出産に立ち会えなかったから電話口でその産声を聴いた
やさしくなれ　強くなれと　一番星に願った

黙り込む背中がすべてを物語ってた
新しい光　そこで待ちわびていた
ふるさとへと　その先へとトラック野郎は向かった

トラック野郎は何処までも

社長　マッポ　春夏秋冬追いかける
見透かされたこの結末は
半分夢か　ただの知ったかぶりか
聞こえない　魂の歌

五臓六腑染み渡ったあの言葉
気づかされた裸の王様
自惚れか　ただの自虐か？　そうだ
鏡よ鏡　もう一度だけ

おー気分次第のアイツ　現在が乞う未来
今日がどうか　ロー気味のハイ
夕暮れ多摩川　遅れたボンクラ
行かなくちゃ　もう気にすんな

変わんないでこのまま　感じ合うまま
魔法なんて解けたから　いらん
日光も月光も影落とす
そん中を生き抜くんだ　アウトサイダー
終わんないで漂う映画みたく
行ける方へどこまでも長く
ゆけどされど　振り返ってみれば
あの子が　あの人が　笑っているな

化粧パッと取り払って部屋にいた
脱ぎ捨てられたその生活は
7days我慢できりゃ　根こそぎボーナス
愛想なく過ぎてった時間

北京ダック　ハーゲンダッツ　かぶりつく
つかず離れず　鼻歌混じりで
恥多きこの生活はどうなるんだ？　相談
鏡よ鏡　答えてちょうだいな

今日もエモいしなんとなく　不純めいた大人
ねちっこくて自分でも嫌んなる
働いて棒になる　棒になってどうなる
蝶にでもなりゃいいけどな

カレー香る路地裏　泣きそうだ
哀愁流る街並の愛
誰も彼も帰る場所はあるか
波のように生きていく　ふわふわ
飽きるくらいそばにいてごらん　ほら
並んで歩いて　wowwow tonight
あったかいな　ぬくもりで超ロマン
いろいろな事がまた　起こってゆくさ

ロー気味のハイ

ひとつの事にとらわれて　他のことが手につかないよ
なにが哀しいとかそんなんじゃなくて
なにも哀しくないのが哀しい
行き場をなくしたひとりの阿呆が　裸で暴れて現行犯逮捕
たまたま名前がついただけ ほんとは名前なんかなかったはずさ

ブルーシートブルース 考えてたほどうまくはいかんかった
ブルーシートブルース 雨を凌げるだけでほんとはよかったんだ

彼氏にぶたれたおんなの頬が 真っ赤に染まれば夜更けは怪しい
渡し忘れたひとことは便所の落書きに変わってしまった
交番のあかりタクシーの排気ガス わざとあわないまま それっきりのふたり
ふらりふらりと道を間違える
正しいこと本当はわかってるのに

ブルーシートブルース 薔薇色になれなかった人の波
ブルーシートブルース あの時実は本気だったの 誰にも言えない

明かりのない暗闇で酩酊
朝のあかりでなんとなく目が覚める

ひとつのことにこだわって 他のことが頭に入らないよ
ひとりの舞台にひとりだけの客
いつだってそうさ　夜更けは怪しい

ブルーシートブルース 初めから終わりまで見届けてくれないか
ブルーシートブルース 足りないんだあれはリンダリンダ鳴り響いている
ブルーシートブルース 
ブルーシートブルース 雨を凌げるだけで本当はよかったんだ

ブルーシートブルース -Blue sheet Blues

田舎へおいでよ

Sometimes Lumberjack. Sometimes Folksinger.

Mail👉tekeretz@gmail.com

かみもといのき

Popular tracks