古さと

古さと

あざやか

かくれて古くなっていく
あぶれて落ち着いていく
意味から無くなっていく
ぼくより僕になっていく

目が覚めたらどうせ
何者かになって
眠るまでの夢を見るんだ
朝昼晩いつも
浮かんでいる魂が
終わるまでの時間潰しか

還ったらどこへ行く?
終わんない所へ行く?
もう嫌だなんて言う?
選んでなんてないよな

選ばれてもないよな

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