見えざるわたしたちへ

見えざるわたしたちへ

mio

飴色の髪は柔らかな
太陽の熱を持っている
エーテルの海で待つアレみたい
緩やかに続く垂線を
願っても足は浮いてしまう
少しだけ僕は追いかけてみた

あの頃 焦がした夏の町が
絶え間なく身体を溶かしてく
あたたかい夢が呼んでいるみたい
2人は綺麗なところへ行く
心は枯れても息をしてる
帰り道なんてもうなくていいよ
なんて言えないな

あの頃 焦がした夏の町が
絶え間なく身体を溶かしてく
両腕がここを去ってしまっても
2人は綺麗なところへ行…

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