おばけを見たか路地の隅からきみをみるおばけを見たかくらい路地から路地を往く触れることすら
おばけを見たかうわさと常に逆を向くおばけを見たか殺し疲れた謎の果て交わらない
透ける思惑浮く足の切なく佇みひとり動かぬ無い足の悲しく佇みひとり
おばけを見たかほどき解かれた耳の奥おばけを見たかとかく聞け響きゆく音をきっと待たない
おばけを見たか知を拓くまで寝ねて待つおばけを見たか無数に眠る枝手折るわから…
これすき
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