ニュースを見るように僕は夢を見ていた
現実性とかなくて　地の底　吐いていた

夕暮れ空に浮かんでいた月は見ていた
震え止まらない体　光ください

ああ　許しなど請わないから　
せめてもの　色ください

早く見つけてくださいよ　僕は無色透明

大事な何かを僕は夢で見ました
触れないのはわかっています　何か教えて

ああ　許しなど請わないから
せめてもの色ください

誰か気づいてくださいよ　僕は無色透明

ああ　頼りないこの体で叫ぶのは
今しかない

早く見つけてくださいよ　僕は無色透明
早くみつけてくださいよ　この声よ届け
誰か気づいてくださいよ　僕は無色透明
誰か気づいてくださいよ　この声よ届け

無色透明

朝、まだ寝てんの　瞼の裏どこいってんの
ただの後悔はやめてくれないか
揺れる木漏れ日　テレビで見たことあるような
今は　懐かしむのは　ねぇ　まだよしてよ

足りない心　二人　手つないで　ねぇ
遊びに行こうよ　日が沈み込む前に
外は雨降り　気づけば晴れ間に
あぁ　今更だけど　焦がした思いも
これから大事にするからさ

あとわずか残り　探し出すように
止まらぬ焦り　見て見ぬふり
君は振り返り　高く手を振り
思い出したように　肌を焼く陽射し

naka/touch