解けた 窓が佇む部屋が横たう身体が空気を拒んだ
解けた 鍵が私の肩を撫でた数えた 外は死霊が 泣いていた
潰れた 水の中乾いた 喉が隣の我儘カナリアが鳴いた
千切れた川を見た目蓋が 閉じた私の 右目が雲を吸い込んだ
ねえ みて わたしが いるからねえ みて だれかが いるようなねえ きて わたしが いるからねえ きて 私 が いない……!
隠した 犬歯が滴る 耳が右手の 棘が私を 拒んだ…
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