うつろ

小さい体内でループして
もみくちゃになっては目を閉じる
毒を盛る君にお辞儀をした

壁画で見たことがある風景
燃えた棒が一つ折れていた
長い爪で引っ掻いた跡だ
血塗れで全部が黒かった

にくを食べな
おれを食べな

狩りへ

たぶん悪魔が

気になるあの娘・かばー

わたしの循環

猫と好奇心 (demo)

Love(2)

冷たいドライブ

(Lyric)

春風にのってどこへ行く
見下ろした街が青すぎたので
僕は目を痛くする
視界は滲んでいる

路地裏の猫を追いかける
気づけば暗がりの中 立たされて
何もかも見失う
また迷子になる

誰かが描いた台詞や芝居のように
思い通りにはならない僕の未来は
目を奪う程 素敵じゃあないが
それも悪くはないよ

映画みたいな日々じゃなくても
ことばよ 輝きを捨てないで
汗ばむ手に握るシナリオは
白紙のまま 僕らは自由だ

想定外の瞬間を
想定外の展開を
想定外の結末を 今

映画みたいな日々じゃなくても
ことばよ 輝きを捨てないで
汗ばむ手に握るシナリオは白紙のまま

アドリビトゥム (demo)

僕は教室で1人 UFO探してたら
筆箱盗まれた いつもと同じだ

こんな世界から逃げ出したいな
宇宙の裏側で暮らしたいんだ
魔法使いになれない僕は
いつまで経っても悲しいな

多分みんな僕のこと
笑っているんだよ
分かっているんだよ

こんな世界から逃げ出したいな
君と2人で星を見に行きたい
真っ暗な部屋で夢が見えない
いつまで経っても痛いんだ

君の声を聞いている時だけは
水色で世界が美しくなる
僕はテレパシーが使えないから
いつまで経っても言えないな

猫と好奇心 (demo)

中山小町

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