Fiction

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valerie

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優しい雨音に 嘘を全て隠して
あなたの傾けた 首筋に影を重ねる
探せない言葉は 気だるさに満ちて
だけど そっと 壊れてゆく
今は何も望まぬまま 時は終わる
物憂い唇が 最後の芝居を演じて
失意の奥底で この身を委ね苦しむ
意味のない手触りと 破れた人格は
顔のない虚構と 気怠さに満ちて
だけど そっと 壊れてゆく
今は何も望まぬまま
せめてもう一度溺れていたい
だけどそっと ちぎれたまま 幕を閉じる

90年代半ば頃の…

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