『秋。てい(ゆ)く、』
明けていく花の香り開けてみる風に濡れた
秋て、ゆく 秋、てゆく
「どこへ行(ゆ)く?」訊ねても 返ってこない声
届かない 帰らない...
待ち侘びて 独り水面に影 にじむまた会うはどれくらい?「もう少し」と言ったの?言ったと 覚えてる思い出す
暗闇を独り水面見つめても返らない帰ってこない届かない 声
秋て、ゆく秋、てゆく
覚めた夢も冷えた現(うつつ)もいまは秋
秋…
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