繋ぎ合った手から逃げ出すように湿った砂は海へこぼれ落ちていく閉じ込めていたかった 悲しい記憶と想いが体温でゆるされてしまう
どうすればいいのかもわからないままその笑顔に笑って返そうとした大人に向かっていく彼女の いつまでも変わらない笑顔
見ていたんだ 夢みたいに心が消えていく様を 二人分の空虚を時計の針は溶けないまま これからも僕を刺し続けるのだろう、ずっと
受け入れられない 溢れ出そうな汚れをたったひとりに受け入…
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