滄海(Re:2025)

水面に浮かぶ水泡のように
生まれては消えていく 波動

鳴り響くサイレン
ただsilenceの中
セイレーンの歌声 響く

無闇に悲しませないで
安直に笑わないで
航海の日々をダイジェストになんて
諦めたみたい
冒涜を受け入れないで
感傷を愛してみせて
滄海の一粟(いちぞく)に宿したマストに帆を張り続けて

文字の海と言葉の霧の間に
掴みとれない蠢きがあることを
恐れないで 躊躇わないで

無闇に悲しませないで
安直に笑わないで
航海の…

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