※歌いだしでいきなり声がでかくなるのはコンプの不具合に怒ったtakayaさんがそれをぶち抜いた音です。ご了承ください。

高鳴る鼓動はもう右に寄せておく
信号は待っても動く気配はない
それは君にとって許される行為か
誰の真似でもない君だけの行為か

口を開く度、恨み言ばかり
突き上げる後悔を拳でねじ込み
音の鳴る方へ歩き出せずまだ
光の射す方へ寝返りを打つ

耳をすましてよ
這い上がる声なら
聞こえるだろ？

近道はいらない
産まれたまんま生きてく
爪痕は消えないだろうか
産まれたまんま生きてく

ありがとう
明日も風は吹いている
心臓はあっても動く気配はない
これが僕にとって愛すべき行為だ
誰の真似でもない僕なりの誠意だ

耳をすましてよ
それが全てなら聞こえるだろ？

近道はいらない
産まれたまんま生きてく
爪痕は消えないだろうか
産まれたまんま生きてる
産まれたまんま生きてく
耳をすましてよ

耳をすませば(LIVE at 柏ALIVE 2013/11/4)

昨日のことを思い出すように
君は話す、今日のこと
よれた襟元に季節を忍ばせて
空腹に耐えながら家に帰るところ

空が心では海の鏡だな
おだやかな日々をまた駆け抜けてしまいそう

振り返るな
涙を捨てて行け
僕が僕になるために

6時の目覚まし
聞こえないフリをして
毛布にくるまって何を待つのだろう
手強い寂しさや痛い悲しみを
避けることはないただ胸を張るのさ

太陽が沈むなら月を目指すのさ
夢もうつつももう帰らぬ風の中

振り返るな
旅は終わらない
僕が僕になるまでは

Don't Look Back

夕暮れの雑踏を一本の煙草でやりすごして
まだ帰るには早すぎるし
君を誘うには遅すぎるな

咲かずに枯れたヒマワリが土に還る
寒さに慣れたコウモリが西の空を飛ぶ

眠る僕の中にある喜びやねじれた孤独を
今はただ触れずに眺めている

くらくなるまで

日曜
カラスは鳴いて
秘密の合図で友を呼ぶ
君は台所にいるはずさ
涼しい風との道連れさ

今から帰るよ
ウイスキーをのみほして

日常
花々は咲いて
働くための朝食を
気づいてくれてたらいいのにね
吐き出す息の白いこと
白いこと

今から帰るよ

See the lights

帰れない友達
途方に暮れてもいいよ
ただ心を込めて祈るだけで
ちぐはぐな言葉がいつか届いたときは
なくしてたはずの気持ち
心に戻る

相変わらずさ僕は
わりと元気にやってるよ
歌う言葉、空を切り
また転げ落ちるように

遠くの空で出会い
涙を分け合いながら
ここまで歩いてきたのにな
歩いてきたのにな

さようなら友達
途方に暮れてた僕は
ただ祈りをこめて歌うだけだ
何気ない言葉や
君への気持ち吐き出して
揺れないはずの心を揺らす
理由なんていらないよ

いつか僕が出会う
楽しい出来事よ
今から歩いて行くからさ
歩いて行くからさ


Pray

飛べるような気がしたんだ
一瞬だったけどほんとさ
今はもう笑い話
土手の草木に水はもういらない
昨日までありがとう僕の情熱

小さな合図で空が季節の手をとれば
風が無邪気に吹き荒れる
まだうまくなびけないけどいいさ

ある人は待ち
ある人は急ぐ
朝の大通りを
追い抜いていく今日から
僕は僕のスピードで

丘の向こうには摩天楼の灯り
音も立てずに夜は明けていく
まどろみが僕を通り抜けたら
目をあけたまま夢の中
ペダルをこいでいる

明日も明後日もここで夢を見よう
凹凸のない道でぶれた心は転ぶけど
僕はもう死なない

ある人は待ち
ある人は急ぐ
朝の大通りを
追い抜いていけ
今日から僕は僕のスピードで
吹き荒れる風の歌を歌って飛ぶのさ

スピード

ひび割れた声にあこがれて
電子レンジ3分あったまったら
2人集まって囲むだろう
能書きはなんもいらないだろう

流されるもんか
額の汗を両手に集めて立ち尽くしてる
ふんだくった夢を
奪い取った夢を
どっちらけの歌にされてたまるか

つめこんだ肝臓ぶらさげて
黄ばみきった肺に朝を吸い込む
ふっと我に返る
俺は我に返る
そのうちきっとうまくいくだろう

手にとるように

アコースティックギターと歌以外の演奏と録音と編集:鈴木崇也(柏ALIVE)
thanks!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ひび割れた声にあこがれて
電子レンジ3分あったまったら
2人集まって囲むだろう
能書きはなんもいらないだろう

流されるもんか
額の汗を両手に集めて立ち尽くしてる
ふんだくった夢を
奪い取った夢を
どっちらけの歌にされてたまるか

つめこんだ肝臓ぶらさげて
黄ばみきった肺に朝を吸い込む
ふっと我に返る
俺は我に返る
そのうちきっとうまくいくだろう

手にとるように(takaya Mix)

たまには海にでも出かけようぜ
酔い覚ましのビールに酔って
からっぽの心と手いっぱいの暮らしが
風に揺れている

いつも遠回りでたどり着く
冬に寄り添って
長いようで今年はもうすぐ春が来るようだ

量り売りで今日を買い上げたら
残さず全部鍋に入れよう
砂浜に落ちていく
吸殻はポケットに詰め込んで
夜に消える

流れた星の数の夢を見てる
波に逆らって
暗くなったら眠ればいいのさ
明るくなるまで

長いようで今年はもうすぐ春が来るようだ

kamakura

スロウイン

目をつむったまま思い出になった音楽と
手をつないだまま動かなくなった人たちと
時々遊べたらいいのにね

杭を打たれたままここに居続ける者たちと
杭を打たれたままもがき続ける獣たちと
時々楽しめりゃいいのにね
時々安まればいいのにね

散らかった本棚と
冬を越した花たちを
守りたかったんだ
ただそれだけだった

四角い木の板に寄って
廻る日々の出来事よ
伝えたいことはいつだって
噤む口と伸ばす手の中に

どこにでもありそうな
どこにだってあるものと
どこにでもありそうな
きっとどこにもないものと

2020

スロウイン(demo)

団地の友達

食べかけの朝食
味噌汁で流し込んで
夏のゴミステーション
もたれかかるように君の声がする

団地の友達はみんないいヤツで
休日も朝から叩き起こされてた
俺たちに
遊びまわった

Sitting in the midday sun
消えた文字あぶって
思い出してるのが忘れるためじゃなく
今ここにいる

雨のあとの太陽
給水塔から公園
駆け足で向かうよ
すり減ったスニーカー
ほどけそうな2人の風景

夕凪が半袖に吹いて
君の住む３号棟まで競走だ
蝉時雨はまだ止まないだろう
もう会えない君の声だってそう

歩道橋に立ってまだ鳴り止まない音
もう始まってる
あなたの人生がとても嬉しい

団地の友達(demo)

Kashiwa City,Japan
http://blog.livedoor.jp/plastic_soul909/

takayuki shoji

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