Yep, being all about AI again since 2018. Ofcourse it’s about AI here too. 

Fairy fair for the air we share,
called upon in aspiring care

~ biased humain 😅

Prairie airy (Sir Her. | Kilian)[For the aĩr we share]

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Post prod stimmy

蝉の鳴き枝垂れる日、僕らは森に逃げ込んだ。うだるような暑さと刺すような陽光の中で、鼻腔を駆け上がる土の香りにむせ返る。
「あれ見て！」
陽炎の奥、彼女が視線を送った先にあったものは、大きな大きな入道の下に垂れ下がる小さな死体。そよ風に撫でられミノムシのように揺れるそれを彼女はシンディと名付けた。

僕らは戦争孤児だった。孤児院に預けられている間、僕らはよくシンディの経過観察をした。色んなものが惰性とルーティンに蝕まれていた僕らの日常には、死体は新しい発見と好奇心を与えてくれた。
「死体なのに変な匂いとかしないね」
「潮と土の匂いで鼻がダメになってるのかな」
彼女はそう言って足元の虫を潰していた。彼女はそうやって汚いものをみて、そしてシンディに視線を向ける。意味があってやっているのかは分からなかったが、シンディに向けられた視線はとても柔らかく、優しいものだった。
「四肢がないのにどうやって首をくくったのかな」
「風で揺られているうちに腐り落ちてどっかに落っこちてんだろうさ」
それから僕らはシンディの経過観察を終えて森中を探し回ったが、結局彼女の四肢を見つけることが出来なかった。

彼女には腕がなかった。爆弾が家を吹き飛ばして、その際に失ってしまったことを院長から聞いたことがある。僕は自分の腕を彼女に付け替えられたらいいのにと思った。僕は誰かのために生きることなんてできないことはわかってたから、それくらいのことしか彼女にしてあげられることは無い。そんなことを考えてたら秋になって、日が暮れるのが早くなった。僕らはシンディの経過観察をいつの間にかやらなくなっていた。

それから僕は彼女がどこかの家に引き取られるということを知った。それほど裕福でもないが、貧乏という訳でもない、ごくごく普通の家庭だった。僕が腕を差し出すまでもなく、彼女はその幸せな家庭で幸福を享受できるのだと。どうか銃声も怒号も、こわい人もいない場所で暖かな毛布を被って暮らして欲しいと、そう切に願った。

また夏が来て、あの日のように森に逃げ込んだ。いつもの坂道を軽やかに飛び越えると、見慣れた水平線と、僕らがよく使っていたけもの道があった。体が少しだけ大きくなったせいで、酷くおかしな体勢で道を辿るうちに、もうひとつおかしな匂いを嗅ぎ分けた。
「死臭」
今まで嗅いだことの無い腐臭に、ふとそう呟いていた。道をぬけて首を擡げると、そこにはシンディがいた。小さなミノムシが振り子のようにゆらゆらと揺れていた。斜陽で顔が黒々と翳り、ただ僕はその違和感にすぐに気づいた。そのミノムシには脚があった。

水平線に日が暮れて、夕焼け小焼けの鐘がなる。崖下の海辺で僕はそれに火をつけた。それが僕にしてあげられる唯一の事だったから。暖かい火の中で、小さな心の慈愛の中で。

Annie under the sea

Beloved

This was my first heartproject  with iranian artists! You will feel the song without maybe understanding any word!

In Rooza, Ahmad Dashti feat. Ayad feat. Lila J.

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