7/Dec/2013 Jinbocho, Shichoshitsu.

Ayuko Takayanagi: vocal
Koji Shibuya: piano
Yuto Ashida: euphonium
Natumi Shibuya: french horn
Daichi Minaki: ac-guitar
Chieko Yamaji: percussion
with
MC.sirafu: trumpet

母が病気になり、自分もそういう年齢になったのかという感慨と、予期せぬ事態に対する動揺が同時に押し寄せた日々のあと、大袈裟なアンセムのエンディング部が現れ、これを生かすために導入部や展開を書いた。

http://d.hatena.ne.jp/shibuya_igloo/20130507

失敗を抱きしめよう at 試聴室

7/Dec/2013 Jinbocho, Shichoshitsu.

Ayuko Takayanagi: vocal
Koji Shibuya: piano, vocal
Yuto Ashida: ac-guitar
Natumi Shibuya: french horn, fluegelhorn
Daichi Minaki: el-guitar
Chieko Yamaji: percussion
with
Atsuko Hatano: 5-strings viola

「悪魔の歌」は僕がこれまでに書いた中で最も辛辣で、悲しい歌だと思う。

お金を払って楽しむために入場したライヴでのMCで、思想的・政治的な話をしたり、曲の成り立ちをある特定のトピック（ヘイトスピーチとか）に絡めて説明したりするのは良くないという意見があるが、その主張は全くもっともな事だ。仮に「左翼（およびそう感じさせる空気）」が嫌いだという人が客席に居たなら、その人はそんなMCを聴いて嫌悪感や孤独を感じるかもしれない。そういう事への違和感の表明はバンドの内部にもあって、きっと芸術とか音楽とはまるで異なる次元の問題なのだと分かりつつも、曲の動機となった特定のトピックが芸術とか音楽と無関係ではない（または積極的に関係を持たせようとする態度を取っている）事を聴衆に気付いて欲しいから、そういう話をしてしまう。明らかに愚かな間違いを犯していると思っていても、現実に世の中で起きている、吐き気を催すような事象の問題の大きさ、深刻さに比べれば何でもない事だ、というのは乱暴な考え方だろうか。


http://d.hatena.ne.jp/shibuya_igloo/20121006

悪魔の歌 at 試聴室

11 Mar 2023 Recorded live at www, Tokyo.
from "7e.p. 20th Anniversary Show"

Koji Shibuya: bass
Chieko Yamaji: percussion
Natsumi Kudo: french horn
Ayuko Takayanagi: vocal
Yuto Ashida: euphonium
Daichi Minaki: guitar

photo by Achakov

2023-3-11 WWW

幻のできごと

Thatness And Thereness (Live 3.7.2010)

後奏 (Epilogue) by Koji Shibuya

澁谷浩次: piano 
芦田勇人: euphonium
工藤夏海: french horn
高柳あゆ子: backing vocals, tape
皆木大知: bass
山路智恵子: percussion
with
ゑでゐ鼓雨麿: narration
須貝吏: alto sax
関雅晴: bagpipe
波多野敦子: violin
水谷康久: alto sax

・・・ちょっとした思いつきで、この曲のナレーションをゑでゐさんに、テーマ部分を水谷さんにお願いしてみたら、後で何度も聴き返したくなるような魅惑的なバージョンとなった。また、この時サポートで一緒に来てくれていた須貝さんや波多野さんの力も大きいし、そして何より苦しそうにバグパイプを吹いていた姿が傑作だったsekifuの関さんの目覚ましい活躍が、なにげなくこの曲を別次元に運んでくれたように思う。（"Sings In Crisis"ブックレットより）

"Sings In Crisis"のご購入についてはIGLOO RECORDS通販ページをご覧下さい。http://red.ap.teacup.com/yumbo/70.html

Sings In Crisis [disc 1]

シブヤくん (2014-10-4 7th Floor)

recorded at Sendai 2008.
from 7"EP "Kumokokudo" (2012)
cover of LE TON MITÉ (McCloud Zicmuse)

Koji Shibuya: cello, arrangement, Japanese lyric
Ayuko Takayanagi: narration, mix
Natsumi Kudo: french horn
Miyuki Asakura: violin
Chieko Yamaji: percussion

透き (Breche)

music by Erik Satie
recorded at arrondissement+Cy, Sendai 9/Nov/2017
"eternal calamity" are;
Koji Shibuya vocal, bass
Daichi Minaki el-guitar
Yuka Sato clarinet
Hiroshi Aihara trombone
McCloud Zicmuse percussion, recorder

thanks to Soichi Takahashi (recorded & photo)

Vexations by eternal calamity

15/Apr/2012 Kyoto, UrBANGUILD

Ayuko Takayanagi: vocal
Koji Shibuya: bass
Shunji Otsuki: fluegelhorn
Natumi Shibuya: fluegelhorn
Yuto Ashida: el-guitar
Chieko Yamaji: percussion

何人かと共同で避難生活をしていた火星の庭でYoutube配信のための2回目の演奏をすることになり、四苦八苦して書いた曲の一つ。確か「センチメンタル・ジャーニー」の方が先に出来ていたと思う。道を歩いていたか、スーパーの買い物の列に並んでいた時に、津波の事を考えていたら、冒頭の戦場のファンファーレみたいなラッパのテーマのイメージが浮かんできて、いま演奏しているようなムードで我々が演奏している様子さえ思い浮かべることができた。歌詞はいみじくも、10-BOXの八巻さんが後日語った通り、どのような言葉を出したらよいのか判断ができない今の言葉をランダムに出していくしか方法はなかった。書いているうちに少しずつ像を結んできたので、次にそれらのイメージを押し流される瓦礫のように、言葉が言葉を押し流すように崩していく作業があった。この曲が誰かを慰めることが出来なかったとしても、曲を書く者としての自分の、ささやかな記念品になればいいと思っていた。

この演奏は、１年越しで実現した「これが現実だ」のレコ発ツアーの時のもの。

http://d.hatena.ne.jp/shibuya_igloo/20110325

人々の傘 at アバンギルド

映画『アレノ』（越川道夫監督/2015年公開）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲、ピアノ、ヴォーカル
工藤夏海｜フレンチ・ホルン、フリューゲルホルン
芦田勇人｜ユーフォニウム
前野久美子｜アルト・サックス
相原洋｜トランペット
瀬川雄太｜録音（2015年2〜3月、火星の庭）

アレノ

アレノ（エンディングテーマ）／澁谷浩次

映画『dodo』（越川道夫監督/2015年,未公開）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲、ギター
皆木大知｜ギター
相原洋｜ギター
瀬川雄太｜ギター、パーカッション、録音 (small cow field studio, 2015)

Dodo Theme／澁谷浩次

映画『二十六夜待ち』（越川道夫監督/2017年）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲、ピアノ
工藤夏海｜フレンチ・ホルン
皆木大知｜ギター
相原洋｜トランペット
佐藤ゆか｜クラリネット
猿田真樹子｜フルート
橋本詩苑｜ヴァイオリン
高橋慶｜録音（2017年, 火星の庭）

二十六夜待ち（エンディングテーマ）／澁谷浩次

映画『二十六夜待ち』（越川道夫監督/2017年）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲
佐藤ゆか｜クラリネット
皆木大知｜ギター
工藤夏海｜フレンチ・ホルン
猿田真樹子｜フルート
高橋慶｜録音（2017年, 火星の庭）

二十六夜待ち_M5／澁谷浩次

映画『二十六夜待ち』（越川道夫監督/2017年）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲
皆木大知｜ギター
佐藤ゆか｜クラリネット
猿田真樹子｜フルート
橋本詩苑｜ヴァイオリン
高橋慶｜録音（2017年, 火星の庭）

二十六夜待ち_M4／澁谷浩次

映画『アレノ』（越川道夫監督/2015年公開）サウンドトラックより
＊
澁谷浩次｜作・編曲
工藤夏海｜フレンチ・ホルン
芦田勇人｜ユーフォニウム
前野久美子｜アルト・サックス
相原洋｜トランペット
瀬川雄太｜録音（2015年2〜3月、火星の庭）

アレノ_M2-1／澁谷浩次

8/Dec/2012 Sendai, SENDAI KOFFEE CO.

Ayuko Takayanagi: vocal
Koji Shibuya: bass
Shunji Otsuki: fluegelhorn
Natumi Shibuya: french horn
Yuto Ashida: ac-guitar
Chieko Yamaji: percussion
with
Atsuko Hatano: violin
Eriko Teshima: viola

歌を書く時には、登場人物が生きているのか死んでいるのかを設定するところから始めることが多い。「地獄の歌」では、2002年の暮れに火星の庭でやった忘年会ライヴで格好を付けるために書いた「家」という曲に似通った関係性（というか僕の中で繋がっているイメージ）を再度、掘り起こしている。「家」に登場する夫婦は二人とも死んでおり、亡霊になって間もない妻が、大昔に死んだ夫の帰りを待ちわびている、という状況である。一方、「地獄の歌」は「家」の幽霊夫婦の外伝というか、時間を遡って夫が死んだ直後の状況（妻＝わたしはまだ生きている！）を描写しているように思う。

このトラックは昨年の暮れのsakana、triolaとのイベント「ensemble of rests in sendai」での演奏で、triolaのお二人に参加していただいた。

http://d.hatena.ne.jp/shibuya_igloo/20120612

yumbo

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