白'

春'

祈'

雨'

淡'

朝'

灯'

川'

8月19日リリース
http://tower.jp/item/3932193/2015'
桑原優佑「2015'」
1、光'
2、始'
3、川'
4、皐'
5、蛍'
6、鯨'
7、朝'
8、灯'

”2015'” trailer

星'

Picture & words by mio tomabechi

名付けることだけに意味があるようで
世界がそのように組み立てられたものだとして
うつくしいものはどこで見つけてくるのですか

ここだけが宇宙の真ん中のようで
たむけられた花束が本当は、それであって
それじゃかなしみの置き場はどこにあるのですか

波に打たれる足だけが
踊ることを知っていた

風に吹かれる手指だけが
たゆたうことを知っていた

明るく照らされる髪だけが
さんざめくことを知っていた

なんだ寂しかっただけじゃないかと
なんだ許せなかっただけじゃないかと
なんだ苦しかっただけじゃないかと
いつも叫ぶことのできなかった
わたしだけが知っていることの数多
天文学的数字。星にも降る雪。まばたき。

ぶつかる石の正しさ。痛み。正しさ。

愛されることで愛したくなって
愛したら愛されてしまって
わたしがあなたみたいで
あなたがわたしみたいで
どうしようもなくなるどうどうめぐり
どうやって散りばめようかとばかり考えて
俯瞰してくるだけの星を眺める

とおいものだけ教えてほしいのです
空はどうしてあおいんだろう
海はどうしてあおいんだろう
夜はどうしてあおいんだろう

すべてがすべてにつながっている
あなた、そのことを知っている？

omniscape

Picture & words by mio tomabechi

暗くなってきた夕暮れにはあっと吐く白い息に気づかない
夜を迎える繊細が、なつかしい夕暮れを思い出させる
こくこくとしずみゆく
こんこんとのぼりくる
わけられない光が満ち足りてそれはおそらく心の中にある
淡雪の中にたたずむテトラポットはどこにいっただろう
階段をのぼったときに見える眩しい世界さえここにはなく
目を細めるふりだけをしてあの人の弱い癖を思い出す
物悲しくて、切なくて、おぼつかなさからはとおく、そうっと射す光のような

誰かと話がしたい。
あの人と恋がしたい。
でも、ひとりでもいたい。
どれも間違っているわけではなくすべて抱えて千鳥足で歩くわたしたち

「きみにこころを褒められたいな」
そんな甘やかさでさびしいわたしたち、どこへもいけなくなる
飛んでゆく鳥はここにいるのにわたしたち、どこへもいけなくなる

枷'

Impromptu' Apr 23,2016

夏'

BGM'@Periscope Aug 15,2016

糸' E.P収録曲「朝'」

「糸' E.P 」
¥500 ライブ会場にて販売

1 、糸'
2、鯨'
3、朝'

糸' E.P

聖'

雪'

morning sunshine

akane'

reflection'

2015'

皐'

tayu'

impedance'

home'

生音と電子音を織り交ぜながら繰り返されるフレーズの中に日常の風景や人を描いている。
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Yusuke Kuwabara

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