ちきゅうの予感
きっとぼくはきみをくるわせてしまいたいとおもっていたのです
もうこちらには戻ってこれないくらいくるわせてしまいたかったのです
でもそれでは光太朗と智恵子みたいになってしまうので
きみとぼくは彼らを越えてことばを越えて支配・被支配を越えて
夜を越えて朝焼けも越えて光をも越えて時も越えて
泉まで一度戻って枝になる前まで記憶をたどって
もう一度ていねいにかきなおし…
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