Lyrics: Yuduki
Music: Yuduki

晴天　空に浮かぶ全部　手に取れないと分かってて
何年　先を待っていたっけ?
…想い出せないや


白球　空を切って飛んで　うねり伸びる　三叉路の先
虹の跨いだ道を行く　囚われたままの居場所を知る

ランドマークの間を縫う　行く宛てなんかナイ　羽根は
なんか　憧れで出来たフェンスの向こう側

三階校舎の窓から　飛び立った
頼りなく揺れる背に　何を　乗せた?
どれも、汚れたままで
ムダに、光ってたろ?

いつだって　もし　君の空飛ぶイメージ
なんとなく　今　想い出せば　ビターなカンジ
昔ほど楽しめないから
背中の風が　悲しく泣くんだ


青を切って　白を引いて　その先に何が見える?
風に乗って　雲を裂いて　その先に何が見える?
僕にだって　君にだって　確かに見えてたでしょう?
見えなくて　泣いた事も　憶えてるでしょう?


どれも、汚れたままで
そんで、無邪気なままで
ムダに、光ったままで
見えなくても、見える


いつだって　もし　君の空飛ぶイメージ
なんとなく　今　想い出せば　ビターなんだ

ねぇ　もし　君と空飛ぶイメージ
なんてね?　まだ…　笑われてもしょうがないや　
いつかの羽根は今も在ってさ

｢隠すなよ｣


背中の風に　笑われても飛ぶ

gunjo-glider

Lyrics: Jikumaru Asano
Music: Yuduki

型(りそう)にはめて　夢見て
あいつは君が好きだと騒ぐ
そんなスポンジ頭に　収まる女じゃないのに

だけど最近　君ってば
あいつに媚びすぎ　なんじゃない？
君に　一番の旗をさすのは　いつだって僕だけがいい

Honey！
Lonely？
You or me？

君で傷つくほど　愛しさに痛みが　絡めるカラメル
僕以外なんかに　弱気なところ見せないで
どんなに傷ついても　醜さも儚さも　絡めてカラメル
全部食べきるから　綺麗な色で強がらないで

｢何の為に僕がいるの？｣
なんて叫びたくなるのに


何度、愛を　乗せ合っても
君と本当の『ひとつ』になれやしないから
昨日よりも　その苦さを
素直な甘さにして　繋がってたい　もっと　Ah


君で傷つくほど　愛しさに痛みが　絡めるカラメル
あいつに負けないから　スプーンで崩して溶けてよ
冷たい夜が来ても　側にいるよ　僕は絡めるカラメル
全部食べきるから　綺麗な色じゃなくていいんだって

誰の頬が　君で落ちても
誰より好きだって叫ぶよ

pudding

Lyrics: Yuduki
Music: Yuduki

耳鳴り　止まない夜　軋る胸
陽炎　暈す
宵の口

月明かり　曇る窓　透ける羽
蜉蝣　舞うの
夢の淵

温度のない部屋で
少し荒れた　指先
触れた時の事を　想い出す

誰もいない部屋で
いつまでも　雁字搦め
｢もう、いない｣
解ってる事　一つ


殺めてよ　この想いを
痛覚を　さ　揺らせ、サイレン

綾取ってよ　叶うのなら
キミの　手で　紐解いて　ほしい


満ち　欠けども
決して
消えないのは


嗚呼


バラバラに　刻んで　冷たい　切っ先で　
そうシタいように　シテくれて　いいの

アタシは　暗がりで　冷たい床　口付ける
まだ　キミは、消えない


抱き締めた暗闇が
こんなに　鮮やか


殺めてよ　この想いを
痛覚　すら　壊せ、サイレン

綾取ってよ　叶うのなら

彩ってよ


消えないモノを

アタシを　見て　ねぇ


耳鳴り　止まない夜　軋る胸
月明かり　曇る窓　透ける羽

蜉蝣が舞う
月は　暈す


響く、静寂

siren

止まって泣いてる
感情が体から剥がれて
色んなあれやこれをさ
さらってくなら

光る小石を拾って集めて
並べて繋げて
新しい絵になる

もっと上手にもっと器用になってさ
なんて望んでたら
背中軽くなるかな?

一歩踏み出した先が
無重力のど真ん中だって
君は笑って
未来を堪能する
そんな才能をそんな出鱈目を
僕に見せる

止まって泣いてる
感情が体から剥がれて
色んなあれやこれをさ
さらってくんだよ
ほら
宇宙にだって触れんだ
落ちんのも一瞬だな
見えるよ
ねぇ、神様
僕は此処
ずっと見てて

ふらふら揺れて揺れる
ほら
ふわふわと浮かぶ

ふらふら揺れて消える
ほら
ああ

thaw