硝子戸の中 仰いだ空は影を潜め揺らいでいた素直になれず言葉を紡ぐ通り雨は過ぎ去ってくかつての記憶の中で
映画のような恋の終わりは雨と共に過ぎ去ってく終った言葉 潜めたままで夏の風に吹かれている
君は暮れの薄藍の空の中で曖昧に笑って「季節の終わりに気付かないなんて馬鹿みたいでしょう」と言った
夏が来て 風は止み 空は青く水際で 水飛沫 跳ね返るかつての記憶の中で
過ぎてゆく日々のゆくえを探す色褪せた夏の終…
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