人混みの中で 気付けずに
色めいた街に 日々を想う風

青く輝いた空の彼方では僕ら歌う夏の暮れ

君と過ごした さんざめくようなあの夏の日 淡い恋模様
過ぎ去ってゆく 夏の暑さにもきっと想い馳せるはず

夏が過ぎてゆく

時の流れに 傷ついたようなあの苛立ち 僕は繰り返す
全てを知って それでも僕らはきっと笑って手を振る

いつか忘れる さんざめくようなあの夏の日 淡い恋模様
それでも僕ら 過ぎ去ってく夏にきっと想い馳せるはず

アフター・サマー

二人を急かす 最後の言葉
頭をよぎる 不思議なことね

あの夏の風 終わりとはじまり
僕らはきっとそう思うはずだろう

孤独な部屋で 光を探し
あの日のことを 閉じ込めたのさ

季節は変わり 何かを探して
ふと空見上げ 気付いたはずでしょう

それでも夏は変わらず来るから
感傷的なジョークで笑うのさ
過ぎ去ってったことだなんて言うけど
美しい僕らを僕らは映しだすだろう

うつろい

春を知っても 僕らは離れる
何もできずに 静かに佇む

空を眺めどうして泣いた
そこに何かあるはずないのに
冷めたフリもすることないさ
そんなこと少しずつきっと思うだろう

君の言葉が夜を越え届くとき 
それは優しさに変わって
そうやって僕らは優しさだけを
箱に閉じ込めておくのさ 忘れないように

幸せに包まれた 意味のない会話

そばにいるとき 僕らは分からず
何もできずに 言葉を飲み込む

天を仰ぎ星を探した
そこに君はいるはずないのに
言葉の中に落とした日々を
離れゆく僕たちはきっと語りだすよ

いつかふたりに存在した時間は
すべて北風がさらって
そうやって失くした僕らの時間
取り戻せないことを知るんだろう だけど

君の言葉が夜を越え届くとき
それは優しさに変わって
そうやって僕らは優しさだけを
箱に閉じ込めておくのさ 忘れないように

夜を越えて

君にただ溢れ出す心の機微を空へ語りだすだろう

星よ守って
稚拙なやりとりを繰り返した僕ら それだけなのさ
星よ守って
シュールなこの夜に逃げまわってる からまわりする

日が昇るのを待ち続けてる こんな夜には
ほんの少しだけ 僕たちの意味考えるのさ

僕らただ笑いあう 輝く星でソッとキスをする
ずっとただ幸せな時間は残る ひとりきりの部屋にね

星を知らない 美しい街には
僕には見えない物語がある それだけのことさ

きっとただ思い出す 空を見上げる 僕ら見つけだす
ずっとただそばにいる 逃げ出したいのさ 星の向こうへと

ずっとほら笑いあう 輝く星で僕らキスをする
ずっとほら幸せな時間は残る ひとりきりの部屋にね

シュールな夜に星を探して

遠い街に憧れていた 色を失った日々で
何もないと笑いながら 夜がきて君は眠る

ゆっくり流れていく時間が君には何か物足りないようだね
きっと分かってるのさ 急いでないでしょう
恋も夢も何もかもが残されたまま

変わらないさ
誰もいない公園のベンチでさ 君は眠るよ
それがいいさ
一緒に暮らそうって彼は言うはずだよ そのうちにね

ひっそり静まっていく街では誰もが言葉を失って不安さ
きっと分かってるのさ 悩んでないでしょう 
暖かな日差しを浴びてふたり歩いてく

変わらないさ
誰もいない川沿いで君は少し躓く
それがいいさ
一緒に暮らそうって彼は言うはずだよ もうすぐにね

そろそろ帰ろう

遠くへ行くのはまたねって
幸せそうにさ 君が言うから
それから彼らは思うさ
いつものところでいつまでもってね

ホーム・タウン

うつつの夢（魔法のようなシーンなら）

2016年9月に結成した四人組バンド

Countryside Sanpo Club

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