朝の光が差し込む 私の小さい部屋に重い体を起こして、支度をはじめなきゃ。冬は寒いね。当たり前の事を言いながら独りきりで騒がしい教室に向かう。今日も平和だよ。無邪気な顔を並べて机に俯せになって幸せ噛み締めたフリ。
机の中 私の所為で可哀想な鴉が一羽。御免ね。と呟いてそっと木の下に埋めました。明るく抜ける空を力を力なく睨みつけながらゆっくり過ぎる毎日 少しずつ何か失くしてく。楽しく笑い合った家族も、友達も真っ赤な思い出…
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