真空

それで夢が覚めてゆくなら
それが全てここにあるなら
この心と この身体を
全て投げ出してしまいたい

ただ風を魔法のように ありのまま映し出せば
踏切に足を伸ばし 歩いてくの
味のない日々の中で
さり気ない言葉一つ
無邪気に笑う顔すら消えていく

鳴り響いた 飛行機雲が
影を落とすかのように近づいてくる
昔見ていた ブラウン管は
真空になって ギターになって
心臓を晒す
Ah

明らかに濁った声で 答えを探し求める
繰り返す時計の針が消…

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