明かりを灯しなさい 夜が来るわ指輪を外しなさい 意味もないわ
流れ出す夜が降り積もる頃には舫を解いて貴方を彷徨うわ 澱のように
この夜はあまりにも心地良くて許される謂れなどとうに無くて吸い込んだ冷たさが嘘のようで立ち尽くす僕だけが意味を持って 浮かび上がる
明かりを灯しなさい 夜が来るわ指輪を外しなさい 意味もないわ溢れ出す澱が ゆらゆらゆら浮かんでいる
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