名もなき博徒 すべてを失い夢も金も 露と消えて逃げ場もなく 街を捨て命ひとつで 砂漠へ挑む
血の月が 夜を裂き孤独な影を 砂に沈める一歩ごとに 体は削れ乾いた大地に 足跡残すおお、砂漠の博徒よ
揺れる蜃気楼 街の灯り幻の笑顔 胸を刺す酒の匂いに 心惑い掴めば砂に 消えてゆく
渇きに喘ぎ 水を叫ぶだが掬えば 熱い砂戻る道は もはやなくただ前だけに 魂燃やすおお、砂漠の博徒よ
倒れれば 砂が喉を塞ぎ舌は…
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