サイバー演歌 - Cyber Enka -

Let's blow away the hot summer heat with the soulful cries of DJ Yogaku!

傾奇ナイトグルーヴ(サイバー演歌Ver)/Kabuki NightGroove(CyberEnkaVer)

霧のロンドン　煤に濡れ
橋のたもとで　夜が明ける
遠く汽笛の　波間越し
胸の奥まで　沁みてくる

凍えた風が　頬を裂き
東の果てを　呼び続ける

鳴らせ　オーバードライブ
霧を裂く　鉄の橋よ
鳴らせ　オーバードライブ
東の果てを　夢に描け

濡れた石畳　別れの声
背に残したる　影ひとつ
道は脈打ち　声は地を這う
名も知らぬまま　呼び合って

涙を隠し　笑うひとも
旅の行方を　知りはしない

鳴らせ　オーバードライブ
地を這う声を　抱きかかえ
鳴らせ　オーバードライブ
見えぬ脈を　辿りゆけ

波間に滲む　街の灯よ
二度とは戻らぬ　背を見送れ
結ぶ糸は　まだ霞むけれど
この手の中で　熱くなる

鳴らせ　オーバードライブ
結ぶ糸は　いまここに
鳴らせ　オーバードライブ
闇を裂き　光を放て

London Overdrive

作詞：MUDM4N
うた：電念法師

街の噂で聞いたのさ
怨霊廻す皿ありと
噂をたぐれば たどり着く
LIMBOの巷 ここにあり

音を刻んだ十の皿
恋と誓いと裏切りと
九枚目前に逃げ出せと
どこかで誰かが囁いた

1枚2枚と皿が鳴く
3枚4枚と夜廻る
DJお菊が皿回す
クラブ番町皿屋敷

此処は地獄か極楽か
あやしきあやかし集う穴
魂溶かす般若湯
駆けつけ三杯あおりけり

百鬼夜行の音響き
せなに走るは汗か血か
呪の皿の旋律に
命預けて踊り狂う

5枚6枚皿嗤う
7枚8枚闇騒ぐ
DJお菊が皿回す
クラブ番町皿屋敷

DJお菊! Bring the beat!

誰もが皿を数えてた
はずがいつしか跳ねるだけ
次は九枚と知りながら
誰も逃げずに沙汰を待つ

1枚2枚と皿が鳴く
3枚4枚と夜廻る
5枚6枚皿嗤う
7枚8枚闇騒ぐ
DJお菊が皿回す
クラブ番町皿屋敷

ああ、そしていま
９枚目の皿に
ああ、まさにいま
針が……落ちる

クラブ番町皿屋敷 ～サイバー演歌七不思議 ～

ミラージュ…
ミラージュ…

砂の街　影を踏み
遠い昔の　夢を探す
月明かり　胸を裂き
声は風に　消えてゆく

蜃気楼よ　揺れる幻
愛も裏切りも　飲み込んで
この心　砂漠にさらし
燃え尽きるまで　歌うだけ
砂漠のミラージュ！

祈る指　数を重ね
流れ星に　明日を問う
オアシスは　まだ遠く
足跡だけ　闇に溶け

旋律よ　砂嵐に舞え
涙さえ炎に変えて
この魂　砕け散っても
名を呼ぶ声に　還りゆく
砂漠のミラージュ！

別れた人の　笑顔だけ
星のように　遠く輝き
手に届かぬ　ぬくもりを
想いながら　ひとり歩く

砂漠よ　この胸を包め
恋しさを　砂に沈めて
夜を越えて　朝を迎えても
変わらぬ心　燃え続ける
砂漠のミラージュ！

ミラージュ…
ミラージュ…

カリーフ奥田の砂漠のミラージュ

名もなき博徒　すべてを失い
夢も金も　露と消えて
逃げ場もなく　街を捨て
命ひとつで　砂漠へ挑む

血の月が　夜を裂き
孤独な影を　砂に沈める
一歩ごとに　体は削れ
乾いた大地に　足跡残す
おお、砂漠の博徒よ

揺れる蜃気楼　街の灯り
幻の笑顔　胸を刺す
酒の匂いに　心惑い
掴めば砂に　消えてゆく

渇きに喘ぎ　水を叫ぶ
だが掬えば　熱い砂
戻る道は　もはやなく
ただ前だけに　魂燃やす
おお、砂漠の博徒よ

倒れれば　砂が喉を塞ぎ
舌は裂け　声を奪われる
それでも胸に　炎残り
「終わるな」と　体震わせる

血を吐き笑い　再び立ち
運命さえ　踏み砕く
力を砂に　叩きつけ
果ての果てまで　歩き続ける
おお、砂漠の博徒よ
──果てを目指せ

カリーフ奥田の砂漠の博徒

I create music using public domain texts.
Digging up forgotten words, layering AI-generated sounds, and remixing old literature.

クラブ番町皿屋敷～サイバー演歌七不思議～

MUD-MAN

クラブ番町皿屋敷 ～サイバー演歌七不思議 ～

MUD-MAN

クラブ番町皿屋敷～サイバー演歌七不思議～