demo2021

はやいの（demo)

The cabs - 42

こちらCYNHNに提供した「水の中の」の最初のデモです。
ケンカイヨシさんのアレンジとボーカルの質感が本当にすごかった。
こちらも発売、配信中ですのでそちらぜひ。
https://open.spotify.com/track/31D0QaTfFauHQ3kejKsWAR?si=c38a9ceda5ac4abc

太陽、蜃気楼、影と混ざった万華鏡
錆びたぬるい風を飲み干したら溶けて消えた

晴れの朝は窓の外
トゥラトゥラ
照らすひなた歌って
雨の音は傘の外
トゥラトゥラ
いつか踊ったようなリズムで

かけちがえたボタンと
ふやけて破れそうな
地図を抱えて
早く行かなきゃ
取り違えた記憶は
馴染むほどに愛しい
きっときみもそうだろう？

光さえ届かぬ海の底で
目を塞いでいた日々を取り戻すから
呼吸さえいらないくらいの美しい世界にしよう

カンパニュラで褪せた道
ふらふら歩くきみはいま何を見ているの？
いまにもすぐ消えちゃいそう
急いで掴まなきゃ
沈むよりも早く

C
アンドゥートロワで飛び出す
手を繋いだら
スローダンス
終わり方すら決めないで

かけちがえたボタンと
ふやけて破れそうな
地図を抱えて
早く行かなきゃ
取り違えた記憶は
馴染むほどに愛しい
きっとわたしもそうだよ

2サビ
ひかりも言葉もいらない傘の下で
手を繋いでいた日々を巻き戻すから
呼吸さえいらないくらいの美しい世界にしようよ
ほら浮かび上がっていくよ
最初はありふれたこと話そう
ひとつずつ

水の中のdemo

レイチェルの言い訳（1st demo ver.）

バンド「ハイとローの気分」の初音源です。よろしくどうぞ。


PENGUIN DESTRUCTION

obsessed (round 1)

例えば八月の夏の海 
煌めく砂浜のお嬢さん 
祭囃子 熱い眼差し 君のうなじ 
寝転んだ二人の胸の青さが 
空を染めるよ 

ミツヤサイダーのような 恋がしてみたいんだ 
君はサイダーのように 夢にはじけるよ 

さよならも言えないよ 

まどろむ 江ノ島の鳶のよう 
揺らめく シモキタの坂道も 
はしゃぎ回り 俯く二人 夏ノオワリ 
振り返る二人の空の青さも 
嘘に消えるの？ 

ミツヤサイダーのような 恋がしてみたいんだ 
夢は毎晩のように 君の甘い嘘を見せる 
無限グライダー この空をいつか泳ぎたいんだ 
ミツヤサイダーのように 君の居た夏は 
はじけて消えた

ミツヤサイダー(mitsuya cider)

歌　：めぐみさん
作曲：かける
歌詞：かける


昨日見てた景色と
今目に映るもの 
重ねては今日も
立ち尽くす 

まるで同じ映画を
何度も何度も
繰り返し見ている
返す日は忘れた

僕が見てた全ては
ありふれた日常に
あり得ない希望を
描いた映画で
気づけば終わった   
あの日々を探して
切り取ったシーンで
再生を繰り返す

戻らない時間と
あの日の君はもう
記憶の中で
掠れて風化する
過ぎてく時間が
忘れさせてくれた 
君と僕がここにいた事
時の環の中

消えてしまいそうな
記憶の欠片
集めてまた再生してしまった
僕が見てた全ては
繰り返す日々の中
大事な物だけが
抜け落ちていった


変わらない街並みと
変わり行く人々
繰り返す日々の中
取り残された
君が消えたこの街も
はじめから
いなかったかのように
書き換えられた

戻らない時間と
あの日の君はもう
景色の中に溶けて
曖昧になっていた
過ぎてく時間が
忘れさせてくれた
この街に置き去りの 
時の環

時環

how to spring

白鯨の空

平等に与えられた空さえ
狭さを感じて描けないまま
白い鯨を描いて僕は
絵画の中で空を仰ぐの

小さな縁の中君と渇ききった世界に
心を奪われたまま

虚しさに飲まれ崩れてく
ありのまま僕の青さを描いて
泡沫の空へ消えてく白鯨

蒼穹の果てまで
白い鯨を追いかけ
夢見る僕はそのままで

君が見た景色を僕はまだ
白昼夢の中見ているだけ
美しい余白に溢れ出す
君が行った世界に心を奪われたまま

憧れた空の自由さと
二つとない君の白さを描いて 
泡沫の空へ消えてく白鯨

水の中のdemo

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