平行線でちらばる今日という日
からすがないて、いま
水晶体でつながる脳と夕陽
かえるになって、また

さよならは／うみの／どっかで／そらを／みてる
かみさまは／きみで／だれかで／すぎて／きえる
やまびこが／あるか／ないかの／ひびを／いきる
ゆきどけが／くると／きまって／こいに／おちる

（、、みたいにね）

さよならは／そらの／どっかで／ほしを／みてる
かみさまは／ぼくを／だれかに／みせて／きえる
やまびこが／あるか／ないかで／ひびが／はいる
くらいなら

投げてみたい
ごみ捨て場の憧れ全部で愛を歌うから
姿かたち知らん顔、赤いひかりだってきいているから

今日食べたものは今日食べたもので返信なんていらないよ
全然なんも意味ないよ

本当の言葉は本当の言葉で宣伝だってうるさいよ
人間なんて言わないでよ

涙の味の話をしよう

きみがここにいる理由が消去法だってわかるように言って
選ばれる理由もない私の呼吸を壊さないで
リアルじゃない指が、指になったら
目を閉じて
私の呼吸を聴いて
古いリズムだって、笑って

きみがここにいる理由が消去法だってわかるよう言って
私が泣いていたとして
どうか、そうやって、笑って
リアルじゃない涙の味の話をしたい、してほしい
なんも意味ないのに

Unreal Engine

やっぱ可哀想
どんな手でも喰らいそう
実際「全部は魔法だ」って願うだけなら

「このまま夜が終わっちゃ困るよ」なんて
言えないって、今

だって不安そう
どんな嘘も叶いそう
体裁とか趣味じゃないとか全部
「もういいじゃん」

声だけで笑う
君がいい

「このままふたりで」
どこまでもひとりで
「光を抜け出そう」よ
引き算なら
得意だよ

「見てて」

雑に惹き合うアプロクス
呪文はおよそイコールでいい
「あらゆる光を見下そうよ」
「ふたりで」

愛も
時代も
十の位も
実際空虚な魔法だって見たいだけなの

Approx

「消えたい」なんて共通項で繋がったって

暗い、狭い、外界が異界がと迷子になって籠城戦
出会えた幸いは祝いなよ、そういう援軍の本性も
裏はら、だいたい代替だと知りながら
命の無い愛無い愛と知りながら
なんでだろうな
見つけちゃったんだ
「光を」

Nothing to say if you were my divisor
割り切ったって余った人生が
「足りない」なんて公約数の答えが、これか
こんなものが？
吐きそう

（まあ）
（正しいの反対が負けなら）
（どうやったって）
（こうなったって）
（ね？）

全肯定は嫌いでしょ
嫌いだよ、でも、なんでかな
見つかっちゃったんだ、光に

The only neat thing to do if you were my divisor
掛け算なんて余計わかんないや
引き合ったって証明に、愛だ、なんだ、いらない
こんなもので「いい」

そもそも消えたいのって大前提で
消えないでって感情論で繋がったって
繋がったって
繋がってんだって、実際

divisor

あなたの言葉は、ノートの上の青くて細い文字みたいだ
イーハトーヴォのすきとおる風だとか、そういうの
あなたの言葉は、きれいな色の名前がついた空みたいだ
トワイライトに意味がふたつあるとか、そういうの、どうだってよくて

落ちる葉雫、窓、拭うヨーグルト境界線
もう癖になっちゃった、「星に願いを」
明ける短夜、エラー、ぶどうソーダの非連続性
どう書き直したって、つまんない手紙が愛のすべて

あなたの言葉は、きれいな色の名前がついた空
あなたの言葉は、
あなたの言葉は、どこかで聞いたよな嘘の国、嘘ばかり

心って
もっと
ずっと
耳障り
でしょ

落ちる葉雫、雲、日向夏に正中線
もう無駄になっちゃった、「夢で会えたら」
明ける短夜、ブザー、霜柱の走光性
どう書き直したって、つまんない手紙が愛のすべて

Approx

ドロドロ