春の風 feat. 可不
起き抜けの微睡む空気に朝戸風吹き抜けて目を閉じる
描き溜めた心象風景画を張り合わせた窓を開けてみる
振り落とされる
隠し階段の行く先は絵に描いた花のようで雲の貌に見惚れても白昼の海は灰になる
幾何学の空模様から溢れ出す透明の雨微熱を冷ます
灰白質の水面に浮かぶ空中露線の行方を辿る停泊中の硝子の船は想像の果てを見つめている
起き抜けの微睡む空気に朝戸風吹き抜けて目を覚ま…
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