雨の暮らし
『雨の暮らしはもう終わったんだ』
雨の降らない街、レインコートを着た君がいた朝を知らない二人、幸せそうに当然を愛した窮屈なバス停 四人用のベンチ、距離をあけて座ったままもう来ないバスを待っていた
白い傘と常夜灯と僕らが辿りついた夜「不思議ね。私たち同じように出会ったんだ。」瞼さえもまた溺れてしまった長靴を履いた君が振り返るだけ
隙間だらけの屋根、伸びきらない髪を撫でては疑わない二人、終わらないことを想い…
Home
Feed
Search
Library
Download