夜を生きて

夜を生きて

wakken

昔描いた自分の背中を
誰も覚えてない
まるで縮こまってる猫が
独り寒さで震わせてる

そんなに楽じゃないみたいだね
流れに任せりゃいいのに
君が君らしくあるためもがいて傷つく

思い通りにいかない
昔の自分に胸を張れない
目に映るのは黒い滲み(しみ)
孤独な丸い背中も 
誰かを支える明日の光に
僕には見えてるよ
生き抜け 生き抜いて
君の描く世界は美しい
気付いてくれよ

寂しくて消えてしまいそうな
誰かを呼ぶ猫の鳴き声
今も本当は怖く…

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