あの街にむかううちに飢えてしまう。まあ、しょうがないかしら。あの街にむかううちに飢えてしまうぼくら。ハロー。六月のみどりの夜には、卓を出して、待ちぼうけのビール缶の冷涼をうばう風を浴びながら、あの街にむかううちに飢えてしまうのを思うのさ。まあ、あの街がはらぺこのぼくを救うかもしれないし。
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