髪を結んだ首の汗を払う風に飛ばされそうな軽い身体 中身のない今は空っぽの器煙みたいに触れないのに砂像みたいに壊れそうな磨硝子に差し込む陽を襦袢にして熱く濡らす南の島の花の種を風に乗せてペン嫌いの貴方らしい漂流瓶に思えるゆらゆら浮くんだ身体じゃない心でもない会いに行くよ 片道分 切符を買う
待ち合わせの指切りの名残を南の島の花の種を風に乗せて辞書嫌いの貴方らしい愛の言葉に思える祭の次の日の朝の金魚みたいでしょう話を…
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