「夏の風と君の夢」
通い慣れた駅のホーム流れるピアノのメロディを口ずさむ君の声なんだか切なくて
ふたり並んだ景色が当然のように浮かんだ思い出に負けないように歩き出したんだ
止まった時計の針を指先でそっと撫でて終わりは始まりだよなんて呟いた
誰にも優しい君だから気付くことができずにいた支えられていたのは僕の方だった
力を合わせて上った坂道目の前広がる緑が背中を押すように揺れた
夏風が吹くたび君のこ…
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