呼吸困難になるほど僕のエンディングは始まっているのにいつまでも消えさらずに終わらないまま僕の呼吸が氷になるほど白いケロイドの雪が降ってやってきた道のりを雪で埋めて足跡を消してしまう。あっけないほどもう誰も僕を見つけられないけど寂しくはないから灘岡炭鉱の古びた錆だらけのトロッコの中で僕は微笑んで自分が見つけられることを願う幸せも満足感もそこにあるはずなのに坑内の石炭臭い約束に消え去ってしまうけどたくさんの石炭の粉末が蛍の…
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