うつつ
夢うつつのまま急かせれてめんどくせえなってため息散々なツラで悪い癖が染みついた朝重たい瞼を擦って霞んでくすんだ世界を睨んでブツブツと小さな小さな幸せがこぼれ落ちて
柔らかな朝の隅でまた同じ数のタバコ潰してゆらゆらと日々を泳ぐもう東京は音を立てる
名前を無くした野良猫も日陰を探してふらふら雑踏をくぐって今の俺となにも変わらねえせわしなく過ぎる日常季節の途中で落とした温かいぬくもりなんて事のない思い出…
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