いつもの悪い癖で何度も書いては消した指先があと何センチ先に届いたなら良かっただろう
「生きることは間違うこと」そんなわかりきった慰めの言葉重い十字架と長い償いの助けにもならない
ひどく胸の痛む夜を騙し騙しやり過ごしていく明日に躓いても 傷ついても命は続くから
季節は淡々と流れても来た道はずっとでこぼこずいぶん先を歩く人を見ては足を止める
「周回遅れでもいい」と励ます声を信じて裏切られて期待に沿えない…
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