未開の国に立っている
赤くて 丸い塔
ただ佇んでいる
見向きもされないで

誰かが登ってた
やさしく払いのけられたんだ
割れた風船みたいに
急降下していった
止められない速度で

開けた地平にのさばり
白く汚れた煙吐いた
ただ佇んでいる
見向きもされないで

塔の上からのぞいた
赤い目が空をおかしくしたのさ
どこまで埋まっているの？
地中の奥深く
そう人は言った

塔（猫村いろはver）

Story

Insomnia

一人で部屋の中で楽器を弾いたり考え事をしていると、時折形容しがたい高揚感に見舞われる瞬間がある。それでも波が去ってしまうこともあれば、時間が経過してその部屋から出ることを迫られることもある。妄想と踊るような恍惚を少しでも引き延ばせないか、という悪あがきの歌。
タイトルは昨年dodoとカフェムリウイで行った企画の名前をそのまま借用した。歌詞にコウモリが出て来るのは新居での実体験で、屋内でコウモリと遭遇する狂乱の様子が割とよく曲に反映させることができたと思う。屋内にコウモリが出て侵入経路がサッパリ分からない人は配電盤のカバーを外して隙間がないか確認してほしい。どうでも良い話ではあるが、ここ数年の海老蔵はかなり良いと思う。眼に宿る光が違う。


屋根裏の踊り

カーテンを閉め切って　下着は脱ぎ捨てて
この薄暗い部屋が　私のステージ
扉にカギをかけて　受話器は外したままで
足踏みに合わせて　影が飛び出した

口に含んだ　果実で何も話せない
いっそ力に任せて　あなたを奪い去りたい

嵐がやって来るぞ　コウモリが枕元で
教えてくれたのに　私は知らぬふり
灰皿に注がれた　テキーラを飲み干して
手拍子に合わせて　家具に飛び乗った

波に飲まれて　この船は沈んで行くけど
あなたの腕の中で　踊り続けたい

幻よ私を　ひとり置いて行かないで
太陽は砕けて　夜は二度と明けない

踊っても　踊り足りない

屋根裏の踊り (190923 自宅)

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Lyrics Video →

demo

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murmuring（習作２）

teleportation

進むhuman distortion
終わるから明かせない
何度形を変えたとしても
君に関係ない
だから俺はtension down
だから俺はtension down
tension down
tension down
だから俺はtension down
時間が来れば
俺はteleportation
時間が来れば
俺はteleportation

俺は知ってる　話さない
感じすぎるから言えやしない
どうせ君に関係ない
俺を馬鹿にしてるだろう？
痛くないなら消えたい
痛くないなら消えたい
痛くないなら消えたい
痛くないなら消えていたい
だから俺はtension down
だから俺はtension down
tension down
tension down
だから俺はtension down
時間が来れば
俺はteleportation
時間が来れば
俺はteleportation

時間が来れば
俺はteleportation
時間が来れば
俺はteleportation
時間が来れば
俺はteleportation
時間が来れば

teleportation

海へと旅立ったフォルダ
特に何もない場所を囲んでいる
波よ連れ出して 声が
レコードの針に近づく
少し留守にします

さらさらに漂白されに行くの
ドキュメントは旅を愛している

ドアを一寸見ていた
胸を瞑りながら
どうにもできなくて
途切れそう 息が
レコードの針が近づいて
"                               "

涙のように胸がさざめいていたの
ドキュメントが こう旅を愛しては
無理もない
ドキュメントは旅を愛してる


A folder that sailed into the sea
is surrounding an empty space
Waves knows my voices are into this
These come out and get closer to a phono stylus

“I’ll be away for a while
I'm going to be bleached”

Documents love to travel so much

Gazing at the door
feel like close my mind
Nothing I can do
Too difficult for me even to breath
The phono stylus is approaching back to mine 

" 
My heart were rippling like tears"
Coz documents love traveling so much
However no wonder 
Documents love to travel


2020/8

旅するドキュメント  Documents-Love-to-Travel (Calm Down 2020 Summer)(Ver3.7)

供養する回、第二回。2017年くらいに作ったやつ。思いの外曲の出来が良かったので題名に表記するのはやめた。趣がある感じするんですよ。ミックスの段階でかなり誤魔化してはいるけれど…。作った頃のことはあまり記憶に残っていない。ただ、私の朧げな記憶を掘り起こしてみる限りかなりいい時代だったような気がする。記憶が忘却されていくにつれて美化されてしまう傾向を抜きにしても。

Tea for Two

stairs

許せないことばかり
ゴミくずの中投げて　覆いかぶせて

情けないことばかり
誰も悪くないわけがない

明けたらそこは……
あれもこれも鍵かけて
見せないよ、あなたには

はなせないものばかり
いつか、忘れたら

stairs

eternite

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Martin Hoogeboom

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