消えかけの讃美歌は 地鳴りのように錆び付きながら幸せの残骸に導かれて微かに聴こえていたあなたの呟いた 祈りのように柔らかな声が穏やかにもどこか目に涙を浮かべていた
今何もかも吐き出せないままでまだ止まない痛みに苛まれているのならどんなふたりも全てが正しく朝日は優しくただ慈悲深い許しを
今は何も言わないままでもいい声を揺らしてただ手を繋ごういつかセントエルモが現れるさ伸ばされた手は暖かく灰色のまま色付いて
指の先…
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