FRONTIERIII

1998年
赤煉瓦の広場の中央
青い目をした少女は
次の季節へ願いを込めた

真っ暗な時代さ
老人を連れた犬は言った
この世を理解してしまったようだ
宇宙の全てを知ってしまったようだ

作り物にしか見えないストーリーも
現実さ 悲しいけど ゆっくり冬を越そう

1999年
血を流して手に入れたロスタイム
青天井 続く悲しみも
自由、喜びも全部…

僕らが掲げた祈りだって 
非科学的な気休めでしかないのさ
つぎはぎだらけの世界時計
悲しい…

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