彼の眼の 割れた鏡は
明くる日 霧を掴む

その花の咲く指先で
僕の名前を書いてみせて

mabayui(feat.VY1)

小さい体内でループして
もみくちゃになっては目を閉じる
毒を盛る君にお辞儀をした

壁画で見たことがある風景
燃えた棒が一つ折れていた
長い爪で引っ掻いた跡だ
血塗れで全部が黒かった

にくを食べな
おれを食べな

狩りへ

たぶん悪魔が

ninoheron / Image
22.09.30 release / MADAM
1st album / MAM-001

1 Hello
2 Weather
3 Puzzle
4 Book
5 Syndrome
6 Why
7 Zero
8 Present
9 Moon

214 × 297mm / 36P / DL Code

Order "Image" Book: https://n-s-a.stores.jp/

1st album "Image" (Digest)

なんてったって愛 (demo)

僕は教室で1人 UFO探してたら
筆箱盗まれた いつもと同じだ

こんな世界から逃げ出したいな
宇宙の裏側で暮らしたいんだ
魔法使いになれない僕は
いつまで経っても悲しいな

多分みんな僕のこと
笑っているんだよ
分かっているんだよ

こんな世界から逃げ出したいな
君と2人で星を見に行きたい
真っ暗な部屋で夢が見えない
いつまで経っても痛いんだ

君の声を聞いている時だけは
水色で世界が美しくなる
僕はテレパシーが使えないから
いつまで経っても言えないな

水色 (feat. 重音テト)

湯冷めしちゃわないように
布団を抜け出せないまま
キラキラ飾ってアイコン
体重計乗れないまま

電気を消さずに寝て
悪夢を見てしまって
息荒く目を覚まし
よだれを拭いて配信

ネットの世界で踊りましょう
さあ踊りましょう　
さあ誰でもいいから来て
今宵電波で発信なう
あんま見てくれない
大人たちから逃げ出して
さあ逃げ出して
まだ誰の手もついてない
ぼくらだけの秘密だよ

馬任せであるいて
水場にありつけないまま
ポカリ蒸発しちゃって
天然水開けて配信

ベッドの社会で歌いましょう
さあ歌いましょう　
さあ部屋鳴りでも聴かせて
今宵電波で発信　
尚、立ちどまってくれない
ぜんぶのタスクを投げ出して　
さあ投げ出して　まだ何も手がついてない
魔法をかけてあげるよ♡

笹ちゃんのがんばれない配信、！！ ft. 可不

Wheels Keep Turning

*2024 new download link's here!!!! 
https://hesalabel.bandcamp.com/track/things-ive-forgotten-we-hid

Lyrics & Composed by 浜本談子(Danko Hamamoto).
It's my first piece of my life.

*Don't repost without my permission, plz!!!
https://www.youtube.com/watch?v=AVgA0jcDVss

[Lyrics]
君は眉を潜め 巻紙に火を付けてまた泣いた
濡れたベランダ 後ろ姿が煙りはじめた
優しい君を 傷つけまいとするほど 言葉 足らなくて
大きくなる雨音と 不安に急き 名前呼んだ

「どうしてそんなに優しくいれるの？」
『普通』になれない自分に怯えている

不意に視線 そらさないで 繋いだ手 離さないで
いつも 何も言えない二人 震える心 傘で隠していた
窓の向こう 響く雨音 何も聞こえてないように
君は髪を束ねながら 鈍色の空 見ていた

少し冷えた指が 濡れた燃え差し弄ぶ
あなただけを見ていた 自分よりも
そんな毎日には 不安だけが積もった
分かっている 素直すぎる あなたの優しさに
きっと応えられなくなる日が いつか来てしまうことを

「こんな自分を見透かされてしまったら？」
いつも別れの予感に怯えている

嘘の笑顔 つくらないで 本当のことだけ 話して
いつも 何も言えない二人 震える心 傘で隠していた
あなたを失望させる前に すべて終わりにしてしまえば
これまでのどんな記憶も 綺麗な思い出のまま

涙 拭いた 君の左手 鞄と上着を掴み 出て行く
何かひとこと 首筋に汗 何も言えずに ただ立ち竦む
部屋の廊下 すれ違うとき 濡れた肩越し 終わりの気配
最後の言葉 浮かばないまま 扉閉める 君をひとりで見送った

不意に視線 そらさないで 繋いだ手 離さないで
いつも 何も言えない二人 震える心 傘で隠していた
同じ雨に降られながら 君を知ったはずなのに
「弱い自分 隠さないで」と 約束したあの日に

どんな終わりでもいいから せめて最後は笑って
ふと気付いた 『出て行くとき 君は 傘を持たないで』
扉開けて 走り出した 濡れた服 何度も転んだ
目の前の改札で 立ち止まる君を見付けた

解れた雨が結ぶ / Things I've forgotten we hid

幽霊が町にきた
結婚が奪われた　泣いた
憂いは今　見えた
消えた花嫁が居た

ジェラシーに怯えがち
試合には勝ち　ラウンド二〇一九年

私の夏
理解できないならいいや
通りは誰もいないや
怒りは湧かない
飽きても夏
理解ができないならいい

透き通る夜風は私の顔を掠めても
その内部に入ることはしなかったよ
揺れる萱　摺り抜けた先の冷気も
落ちた川は黒かった

私の夏
理解できないならいいや
通りは誰もいないや
怒りは湧かない
飽きても夏
理解ができないならいい

二○一九年 夏 改

夏の送り火はまだ遠く
冷めぬ気配に
あの日の想いを重ね合わせ
君を探してる

ざわめく人の流れ
静かに揺らぐ声で
「いつかまたね」と
届きはしない面影に
赤々と焼き付けた蜃気楼

柔らかく溶け出した
記憶の針が今
優しく僕の胸を刺す
何度も
変われはしない夜の街

「触らせてくれないか？」
見つめて抱きしめて
優しく僕を包み込む
身体は
煙と灰に燻されて
交わせない言葉で
送り火の空
飾って消えた

夏の送り火はまだ暑く
冷めぬ気配に
暮らしの瞬き重ね合わせ
取り残されてる

かなわぬその呼吸で
瞳は離さないで
「忘れないでくれよ」
届きはしない面影に
キラキラと焼き付いたまま
踊って消えた

柔らかく溶け始めた
記憶の針が今
優しく僕の胸を刺す
何度も
変われはしない夜の街

「触らせてくれないか？」
「見つめて抱きしめて」
優しく僕を包み込む
身体は
煙と灰に燻されて
交わせない言葉で
送り火の空
飾って消えた

なんてったって愛 (demo)

中山小町