僕ら夢のなか

僕ら夢のなか

mori.

汚れきった服を捨てる
退屈噛み潰して先へ
忙しない日々を送り
目覚める朝

越えてきた 自尊心の声が
恐れをかき消すから

咽せ返る煙吸い込んで
踵返すどこへ行くのか
自分の限界を知っていく
あどけないまま

逃げてきた 羞恥心の声が
胸を締め付けるのなら
何も知らないあの頃に
戻りたいなんて思ったり

輝いていたんだ
いつだって僕ら夢のなかさ
昨日の景色 思い出せるのも
なんだか奇跡みたい

聞こえなくなったあの声も
思い出せないこの…

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