Golden Hair

Golden Hair

いつかは泡になる
そんな日々に逃げ込んで
遠い波音に溺れ
朝を待つ夜に

漂って
いつかの終わりまで
鍵をかけるように
息を止めたまま
声を探す

シトロンの涙
君の髪に溶け込んで
淡い毒が脳を
巡る前に手を取るよ

抗って
いつかの終わりだって
君の恋のように
名前をつけたら
魔法になる