202104

手を離したその後に 巻き戻った飛び込む前のチャイム
今までのこと全部、嘘になんてなれないから

お願い、私たちのこと
忘れて、思い出してほしいの何もかも

遠い遠いあなたのもとに
プールで集めた たからものをおくるわ
ビデオテープを見るためのマシンはないけど
記憶があるでしょ、私たち

お願い私たちのこと
忘れて、思い出してほしいの何もかも
まつげの長さまで

遠い遠いあなたのもとに
音楽室へ歩いたときのリズム鳴らすわ
ビデオテープを見るためのマシンはなくても
目と口、耳があるでしょ、私たち

思い出せないなら、傷つけば？

アイドルソング

新宿の地下街　午後の光　行き交う人の呼吸が
壊れたサンプリングミックスみたいにずっと流れてる
肩が触れる距離で出会えないそれぞれの人生があった
ルミネに乱反射した思い出はやけに輝いてみえた

平熱を測るように　或いは　雨音を隠すように
夕景は窓に流れ　鉄橋は青に溶けていく
俺はあなたの全てを知らない
でもだからこそリスペクトがある
「青春が終わって何が残る？」って問いへのアンサー

第二京阪　夜景と呼ぶにはさみしい街の灯りが
いつまでも　いつまでも　続くように祈ってた
窓越しに景色が流れ　インターで旅路は終わる
「明日が来ないように」って祈って、来なかった試しがない

理解できない奴らに耳を貸すのはもうやめたんだ
気づいたら夏は終わってた　薄手のパーカーを出した
「青春が終わって何が残る？」そんな悩みは似合わない
感性は変わった　昔と今じゃ見える景色が違うんだ

誰かに借りたものじゃない　
僕だけの言葉が欲しかった
特別じゃないから、あなたじゃないから、今でも音を探してる
でもそんな言葉がなくたって、夜更けの風をお前と浴びたら
今日だけは自分を許せそうなんだ

夜明け前の静けさのように
青く染まる朝焼けのように
言葉を選べたら
平熱を測る雨音のように
この静かな昂りを
あなたに伝えたい　　

誰かの借りものじゃない
僕だけの言葉が欲しかった
でもそんな言葉がなくたって
今日だけは自分を許せそうなんだ

Recorded and Mixed by Moudamedainu
Bass by Kitagawa Fumiya

スピーチレス

kurayamisaka - Seasons (nightcore)

札幌、劇場- 2024:02:26 21.38

自分の歌は自分で歌え！
ノートに溶けたインクが僕の気持ちを救ってやれたらなんて考えたけど
今の世の中、つらすぎませんか？ こんなに悪意が溢れているのかと思うと、息が詰まるんです
だから僕はどうしようもないダメになってしまっただって
微笑みかけたあなたに僕は微笑み返すこともできない
微笑みかけたあなたに僕は微笑み返すこともできない

満身創痍今度はなんだよ俺だってやってるんだけどねどうしてこうなんの？くたばれお前らくたばれでも俺は平和が好きだし仲良くしたいんだよいつも何どきでも

こないだバイトに行った帰りに脳内タワレコ寄ったんだけどあまりに僕の現実と乖離共感なんてできやしないああまた僕は自分を自分で惨めに作って満足蛮族
壊したい！壊したい！取り返したい！

伝えたい！！忘れたい！！忘れたい！

認められたいから忘れることにするよ僕は僕でここにいる僕はここで泣いている
どうにかなりそうな冗談で僕はまさに死にたいよ
僕の秘密は僕のもの僕の体は僕のもの

スピーチレス

契り