悲しい春

数年の長き付き合いも過ぎ去ってしまえば一瞬の如し

いつか遠き日に思い出して笑えたら、それが一番いい

不思議と失う感覚は無い
涙も流れそうにない
心がフィルタリングされている

けれど これが別れだ

誰も彼もきっと悲しい気持ちを抱えながら
それを見ないように日常を続けてる
嘘を嘘と知りながら全て丸呑みにしていかなければ
悲しくて悲しくていつか死んでしまうだろう

もう一生会うことは無い
会いたいと願うほどでもない

けれど共に過ごし…

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