自分にとっての数直線上の−方向の全ての季節に歌を書く気持ちで作りました。右でも前でもなく、左であり後ろである——そんな感覚をずっと自分自身に抱いていました。そして何か特定の出来事があるわけではなくても、なんとなく「置いてきてしまったな」とか「置いて行かれてしまったな」と思うことがあります。そういった意味を込めて「左後」、英語だと”left behind”という言葉をつけました。 音楽を通して鍵をかけて箱に入れていた記憶を並べて、それらが確かにそこにあったことを覚えていたいと思います。そしてそれらが誰かの左後の季節に重なったら、とても嬉しく思います。
I created this album as if I were writing songs for all the seasons on the negative side of my own number line — not to the right or forward, but to the left and behind. I have always carried that feeling within myself. Even when there isn’t a specific event, there are moments when I find myself thinking, “I’ve left something behind,” or “I’ve been left behind.” That’s why I chose the title “左後” (Left Behind). Through music, I wanted to line up the memories I had locked away in boxes and kept hidden, and to remember that they truly existed. If these songs overlap with someone else’s own "left behind seasons," I would be truly happy.

藍色の春

灯り

最初の午後

鳶色

後ろ

むくろ

冗談

left

宇宙の端で旗が揺らめいてる
羽のない天使が 1人で踊る
宇宙の端で旗が揺らめく
君が1人で笑っている

膨大な嘘が君を困らせても
私じゃ何もできないかな

素晴らしくないこと でも嬉しいよ
嘘っぽい顔も 覚えたてなんでしょ
わからないフリは わかる時だけ
したらいいんだよ 素直にね

ひとりぼっちの天使 demo

白川海斗 しらかわうみと と読みます

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