紫陽花

嗚呼 雨が 降りだして
僕等の時 重なって
嗚呼 雨の音に かき消された
鼓動それでいい
君が開く花に 寄り添い
二人の距離は ほんの数センチ
わずかな時を 刻む雨は
今の僕には十分すぎた

冷たい雨に 触れたようなこの　　　
温度で 君が遠のくような
降られた雨に 記憶を捲る
二人の 距離が近づくように

紫陽花 一つ閉じて 雨宿り　　
無言の時を埋める 雨は歌
俯く君を横目に 僕は
声も出せずに 見とれていたの

冷たい雨に 触れたようなこの　　
温度で 君が遠のくような
降られた雨に 記憶を捲る
二人の 距離が近づくように

アスファルト 濡れた匂い
あんな時間 まるで白昼夢
夢の様な わずかな時間
二人だけの時が止まる

紫陽花 一つ閉じて重なった
二人は一つ
枯れないままでいれたら なんて
欲張りな僕

冷たい雨に 触れたようなこの　　
温度で 君が遠のくような
降られた雨に 記憶を捲る
二人の 距離が近づくように

紫陽花 / 微熱

轍。

いつも一歩先　君はそうね
僕の少し前を　歩く
斜め後ろから　見える　君の　　
少し笑う顔が 好きでした

いつも一歩先　これから先も
僕の少し前を　歩いていて
そんなちっぽけな　願いはいつか
大きな花を　咲かせるかな　　

どんな時も　きっと　そうね
一歩前　を　そっと　君は
どんな時も　ずっと　そうね
一歩前　僕の前を　wow

いつも一歩先　歩く君に
僕の声は　届いてるのかな
いつか　僕は　君に　追い付ける
そんな時が　やってくる　かな
　　
どんな時も　きっと　そうね
一歩前　を　そっと　君は
どんな時も　ずっと　そうね
一歩前を　　ずっと　いつも

会いたい　なんて　言葉も
口に出来ないままで　僕は
君の斜め　後ろからずっと
君を見てる　uh
目を合わせて　しまったら
きっと　もう　戻れないからさ　僕は
君を斜め　後ろから　追いかけて　いればいい

いつも一歩先　そんな君に
僕は　いつの日か　並べるのかな
いつも一歩先　そんな君に
僕は　いつの日も　焦がれていた

どんな時も　きっと　そうね
一歩前　を　そっと　君は
どんな時も　ずっと　そうね
一歩前を　　ずっと　ｗｏｗ

相対しても　きっと　そうね　
僕の中で　ずっと　君は
一歩前　を　そっと　歩く
君のペース　僕を乗せて

wow　　僕を乗せて

轍 / 微熱

You&I

狭い世界の中で いつも震えて
先も見えないまま いた

所詮 僕の未来など たかが知れてる
どんな未来見据えても 消えて

明日は いつもどっかで諦めている
足元から 崩れていく様な感覚
明日も きっと何とか息をしている
こんな世界と言いつつ 歌って

U&I 一つになってしまえば
弱い僕だって きっと歌になるから

見え始めた恐怖に 心震えて
象った未来に泣く
点と点を繋ぐ様に 線を引いて
超えられないなんてさ 笑って

U&I 一つになってしまえば
弱い僕だって きっと歌になるから
言えない 消えてしまいたい なんて
弱い僕だって きっと歌になるから

描いた未来に 足を踏み入れるんだほら
明日晴れるかな 虹は架かるのかなんて　　
少しは視界が 開けてきたのかなんて
抱いた未来に 涙が零れた

子供の頃に夢見た 大人に僕は
ちゃんと成れているのかな Uh...
狭い世界の中で 震えていた
ちっぽけだった僕は 歌って

U&I　一つになってしまえば
弱い僕だって きっと歌になるから
U&I　一つになった僕等は
弱い僕だって きっと歌にするから　　

U&I

You&I / 微熱

Dear.

嗚呼 眩しいや
揺れる君の髪が
光を纏って

嗚呼 いつかの
夢の中 君が言った
さよならが揺れる

ねぇ 覚めないで
ねぇ 覚めないでよ ねぇ
どうかこのまま
ねぇ 冷めないで
ねぇ 冷めないでよ ねぇ
どうかこのまま ずっと…

嗚呼 苦しいや
君を疑い揺れる　
僕の心　
嗚呼 もう嫌いだ
こんな僕なんて 嫌いだ
さよならも嫌だ

ねぇ 覚めないで
ねぇ 覚めないでよ ねぇ
どうかこのまま
ねぇ 冷めないで
ねぇ 冷めないでよ ねぇ
どうかこのまま　ずっと…

愛してるどんな時も
そうずっと 変わらないままでさ
嫌いにもなった 苦しくもなったけど
ずっと傍に居たいんだ

ねぇ 覚めないで
ねぇ 覚めないでよ ねぇ
どうかこのまま
ねぇ 冷めないで
ねぇ 冷めないでよ ねぇ
どうかこのまま そう ずっと…

Dear. / 微熱

曼荼羅。

嗚呼　空　深く
澄渡っている
心の中　かき乱していく
円の中心で　哀に染まりゆく
こんな情景に　何の意味がある

日々の葛藤に　絡みついている
煩悩の数に　愛を数えては
108の傷がついていく
目を背けては　0

生きていく事
何度繰り返す　連鎖は輪廻
息を吸う事
飼い殺された　本能は今

分かれた枝の先に　実を付けた
とても小さな　縁に　何を見る
渦巻く　黒の　茹だる感情を
丸で囲ったら　0

生きていく事
何度繰り返す　連鎖は輪廻
息を吸う事
飼い殺された　本能は今
生きていく事
0の数だけ　生まれた輪廻
息を吸う事
邂逅された　本能を今

いつかは芽吹く　時が来るでしょう
そんな言葉から　花を咲かせては
心の中に　雨が降っている
吐き出せたなら　0

生きていく事
繰り返される　涙の中で
息を吸う事
飼い殺された　本能に今
生きていく事
0の数だけ　生まれる答え
息を吸う事
邂逅された　本能に今　
生きていく事
気付いた時に　幕は下りる
息を吸う事
解凍された　本能に今

曼荼羅[DEMO]

lostforest.

深い瞑想の中で
孤独にさ迷っていた
流れる時を止めれば
変わらない僕が在るよ
青く光る月の下
満たせない感情　ほら
深く深く沈んだら
何か見える気がしてた

消えない 消えない
心の穴に　
癒えない 癒えない
心の奥に
見えない 見えない
心の傷に
midnight tonight
迷う

深い森に 潜む
心は何処か
固い檻が 囲う
僕を見つけて

暗いcry 心の底で
僕は何を求めていた
涙が一つ零れた 先で
空っぽの心だけが
いつも孤独を感じて何処か
翳る月を眺めていた
追い求めた答えを前に
奈落が口を開けていた

消えない 消えない
心の穴に
癒えない 癒えない
心の奥に
見えない 見えない
心の傷に
midnight tonight
迷う

深い森に 潜む
心は何処か
固い檻が 囲う
僕を見つけて

叫ぶ心不快 cry
満たせないままtodie todive
張り裂けそうな未来
見つからないままtodie todive

深い森に 潜む
心は何処か
固い檻が 囲う
僕を見つけて
深い深い心
奈落へ落ちて
見えた光の先
僕を見つけた

僕は見つけた

lostforest. / Gama.

birth.

生まれ落ちた故の
悲しみ 背負い
痛みに人は涙を流す
この世に成る事 慈しみ
果てのない 旅と
人は唱えた

終わるその時に果たされた
数は果たして幾つと
問うては堕ちて
悶え苦しんだその先に
またしても 僕はここへ堕ちた

スライド 見えない
暗い胎動
始まりに堕ちた終点を見た
唱え 籠る
音に捕らわれた
悟ってしまえば何もなかった

close your eyes.
僕は 息をしている　　
close your eyes.　　
明日はまだ暗いまま

生まれ落ちた故の
この意味 背負い
痛みに僕は 何を夢見る
この世に成る事の苦しみ
果てのない 痛み僕は明日へ
息をする事の尊さを
忘れてしまう僕は　愚かと知る
傷 痛み 苦しみの果てに
僕は生まれ落ちた故の尊さを知る

スライド 見えない
暗い胎動
始まりに堕ちた終点を見た
唱え 籠る
音に捕らわれた
悟ってしまえば何もなかった

close your eyes.
僕は 息をしている　　 
close your eyes.　　
明日は まだ暗いまま

定められた意味を
答えを 求め歩め
運命 明日へ繋げ
答えを 求め歩め　

close your eyes.
僕は 息をしている　　
close your eyes.　　
明日は まだ暗いまま
close your eyes.
僕は 息をしている　　　
close your eyes.　　
明日は まだ暗いまま

生まれ落ちたこの瞳に
僕は何を映し 涙を流すか
愛故の悲しみ 温もり抱き
歩み続ける事を 答えとした

birth. / Gama.

2023/11/26
Oneroom Labo Studio.
∟微熱 ∟Gama.

We’re a music duo from Japan!
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nagi / taku 🏠📡

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