桜の花は散り急ぐ夕暮れに鐘の音が響くまるで幾世の底から時を越えて波のように
ふと目にした映画の中の故郷の海にうつろいはなし十年の季節を超えて私だけが取り残されて
海の蠍が夢に揺れる深い地層に眠る影握り締めた時の中でなお生きて歌を残そう
深い地層に眠る影海よ
海の蠍が夢に揺れる昏い 地層に我も棲む握り締めた時の中でなお生きて歌を残そう
海の蠍が夢に揺れるああ握り締めた時の中でなお生きて歌を生きて…
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