前夜
夜道照らすコンビニは波止場のようだな 銘々に交差点には回送バスさえいない通知のない片手にもう気を配るのを止めて久しい
見慣れた街にある風景の周縁に立って戻らない言葉や 交わした約束を一つ一つ思い返すけど次の角を曲がる頃にはもうまた違うこと考えて
独りきり路地裏を歩けば 星の光アスファルトで果てた それを拾うように 確かめるように 歩は進む走馬灯を潜り抜けるように筆も走らせずに認めるようにこの街…
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